ドイツのマイスターが作る小さな世界 ギュンター・ライヒェルのお人形たち(ファーター編)

ギュンター・ライヒェルの小さな世界

 今回紹介するマイスター,ギュンター・ライヒェルは,1951年に生まれ,1989年父の会社を継ぎました。天使シリーズが世に出るきっかけとなりましたが,現在はでは,天使シリーズの他に,クマ,ウサギのシリーズやファーターシリーズという生活を切り取ったお人形も作っています。
 今回紹介するファーターシリーズと呼ばれる生活を写し取った人形などのシリーズは,伝統的なドイツの生活を天使シリーズよりも大きな人形で表現しており,マイスターとしての技術の高さを示しています。 

ハンター&サンタ

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↑ 左 ハンター,右 サンタ(見たまんまですが・・・)
 ハンターには猟犬がつきものですね。サンタは赤い服ではなく,シックな色合いの服です。杖の上には小鳥がいます。



新聞を読む人&ビールを運ぶ人

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↑ 何気ない日常の一こまです。新聞を読んでいる人のベンチには,飲み物とパンがあります。
 実は新聞はギュンター・ライヒェル新聞,ビールはギュンター・ライヒェルビールと表示されています。マイスターのお茶目な一面です。



キリスト教関係

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↑ 左 神父さん,真中 天使,右 ペテロ(ちゃんと天国の鍵を持っています。)



 ギュンター・ライヒェルの小さなお人形はいかがでしたか。天使たちの可愛い表情とファーターシリーズの素朴さにクマとノコは,フラーデ姉妹のお人形と共に虜になっています。実は,ギュンター・ライヒェルの作品の多くは,日本で手に入れることが可能です。実店舗以外に通販でもいくつかのショップがあります。興味のある方は,ギュンター・ライヒェルと入力して検索してみてください。
 次回は,クマとノコが注目しているKrebsというマイスターの作品を紹介します。