ドイツ・ヴァイナハツ(クリスマス)紀行⑫ バウツェン(オーバーラウジッツ地方)

ソルブ人の中心都市,バウツェン

 バウツェンは,ポーランドチェコの国境近くに位置するオーバーラウジッツ地方の街で,ポーランドチェコと同系のソルブ人およそ6万人がこの街を中心に住んでいます。地理的には,ベルリンを流れるシュプレー川の上流にあたり,小高い丘の上に旧市街がまとまっています。

 この地方に伝わる魔法使い,クラパートの民話をもとに書かれた「クラバート」には,ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の題材になった逸話も含まれています。

 パウツェンは,ソルブ人の中心都市であるため,駅名や通りの名前など公共の表記は,ドイツ語とソルブ語の併記が義務付けられています。

 クマとノコは,ドレスデンからDBで訪ねました。RE,RBに乗り約55分で到着します。マルクトまでは,駅から徒歩で上り坂を15分程度です。



ハウプトバンホフ

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↑ 1枚目はDBのハウプトバンホフの外観です。ソルブ語の表記があります。
  2枚目はハウプトバンホフ内の壁画です。色合いが,いかにも旧東らしいです。ソルブ語が添えられていました。



ヴァイナハツマルクト

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↑ 市庁舎の前にマルクトがあります。



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↑ お約束のクリッペです。



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↑ キリストゆかりの動物たちです。



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↑ グリューワインの屋台です。魔女付きです。



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↑ ヴァイナハツマルクトのポスターです。よくみると可愛いものが一杯です。



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↑ ステーキです。厚い肉がジューシーでした。



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↑ 焼きソーセージとシチューです。シチューは絶品でした。



スカイライン

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↑ ハウプトバンホフ方面からみた旧市街のある丘です。工事が邪魔していますが,大変綺麗なスカイラインです。



 旧市街は,丘の上にあり,市壁が取り囲み,塔や門もあります。今はソルブ博物館となっているオルテン城がその中心にあります。この街お勧めです。次回は,街の様子を紹介します。