ドイツ・ヴァイナハツ(クリスマス)紀行⑬ ドレスデン③(シュタールホーフ)

ドイツ3大ヴァイナハツマルクト

 大きな街のヴァイナハツマルクトは,何ヶ所もあることがあります。ドレスデンも同様で,クマとノコが知る限り,旧市街に3ヶ所(アルトマルクト,フラウエン教会,シュタールホーフ),新市街に1ヶ所(ハウプトシュトラーセ)の大きなマルクトがあります。

 今回紹介するシュタールホーフは,外壁にマイセン磁器のタイルに描かれた,長さ101メートルの「君主の行列」があることで有名です。マルクトは,この壁画の内側,武芸競技場だった場所で開かれています。そして,ここの特徴は,何と言っても徹底した中世スタイルにあります。屋台やお店の人だけでなく,売っているものも基本的に中世なのです。
 お勧めは夜です。怪しげな光に浮かび上がる屋台とうごめく人・・・。中世のマルクトってこんな感じだったのかなぁと思わせてくれます。ちなみに,有料の曜日と時間がありますが,入場料を払う価値はあると思います。クマとノコが,ドレスデンに行くたびに楽しみにしているマルクトの一つです。
 *今回はノイシュタットのマルクトの予定でしたが,変更しました。


シュタールホーフ

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↑ 君主の行列です。夜は雰囲気が変わります。



ランプとかがり火のマルクト

魔物が暗闇に潜んでいたという中世の夜をお楽しみください。
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青空と陽光のマルクト

昼間は随分と雰囲気が変わります。ドイツ中世は,昼と夜で世界が違うのかもしれません。
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 このマルクトはいかがでしたか?
 ドイツ人の好きな中世のマルクトです。ここの中世のマルクトは,徹底して中世にこだわっていて,食べ物は昔風のパンやお菓子,グリューワインもちょっと違います。クマとノコの好きな木のおもちゃはありませんが,陶器や雑貨など昔風のものが売っています。また,鍛冶屋や石屋のパフォーマンスもあって,楽しめるマルクトです。

次回は,ノイシュタットのマルクトを紹介します。