前回から2回にわたってニュルンベルクのヴァイナハツマルクトを紹介しています。ニュルンベルクのヴァイナハツマルクトは,DBの駅前から続くケーニヒシュトラーセを真っ直ぐ歩き,ペグニッツ川を渡る前辺りから賑やかになってきます。メイン会場は,美しの泉のあるハウプトマルクトです。所狭しと屋台が軒を連ねています。
ニュルンベルクは,錫の集散地だったことから,昔から錫細工がさかんな街です。バレエ「くるみ割り人形」のもとになったお話にも錫の兵隊が登場しますが,おそらくニュルンベルク製かと思います。その他にも「金箔の天使」「人形型のコマ」など,ニュルンベルクには特徴的なおもちゃが数多くあります。是非,おもちゃ博物館を訪ねられることをお勧めします。
ニュルンベルクのヴァイナハツマルクトの特徴は,一番有名なだけではなく,各屋台の屋根が紅白の縦縞で統一されていること,そして,クリストキント(毎年多数の応募者の中から決まり,女の子の憧れの存在のようです。)がいることです。
↑ ニュルンベルクのヴァイナハツマルクトの華,クリストキントです。ヴァイナハツマルクトの期間中,定期的に現れてポストカードを配ったりしてくれます。昔は宗教的な色合いの濃いものだったかもしれませんが,今は,観光大使的な役割が濃いものになっているようです。
↑ 数々の屋台です。夜になると屋台の照明がキラキラと輝き,おとぎ話の世界にいざなってくれます。
↑ ヴァイナハツマルクトの写真を使った観光ポスターです。
↑ キンダーヴァイナハツマルクトです。子ども向けの移動遊園地や子ども向けの食べ物やおもちゃの屋台がありました。