ドイツ・ヴァイナハツ紀行⑧ ウルム

ドナウ河畔にあるアインシュタインの街

 ウルム (Ulm) はドイツ連邦共和国の都市。バーデン=ヴュルテンベルク州に属する。世界で最も高い尖塔を有するウルム大聖堂、ルネ・デカルトが直交座標系を思いついた地、物理学者アルベルト・アインシュタインの出生地として知られる。人口は約12万人(2004年末)。
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 ウルムはドナウ川の水運で中世から栄えた街です。ドナウ川の水路が入り組み,かつてドナウの漁師や漁具職人たちが住んでいた漁師の一角は,木組みの家が残り,中世の雰囲気を今に残しています。また,壁画と豪華な天文時計のある市庁舎,パン文化博物館などの見所が旧市街に点在しています。

 ヴァイナハツマルクトは,大聖堂前のミュンスタープラッツで開催されます。DBウルムHbfから,徒歩で10分程度でミュンスタープラッツに着きます。


ウルム旧市街

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↑ ウルム大聖堂です。世界一の高さですので,近づくと全体を写せません。塔の上部まで階段で上がることが出来ます。



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↑ ウルム市庁舎の天文時計です。壁画も鮮やかです。



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↑ 漁師の一角です。3枚目はシーフェス・ハウス(傾いた家)です。内部は近代的設備の整ったデザインホテルとなっており,部屋には水準器が取り付けられています。



ヴァイナハツマルクト

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↑ ヴァイナハツマルクトの入口アーチです。



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↑ サンタクロースの人形が出迎えてくれます。



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↑ くるみわり人形のゴミ箱です。



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↑ シュタイフ社提供の赤頭巾ちゃんのジオラマです。シュタイフ社はウルムからローカル線に乗り,ギーンゲンという駅で下車します。



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↑ ヴァイナハツマルクトの屋台です。夜になると照明が入り,幻想的な世界が現れます。



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↑ クリッペンです。(幼子イエスの誕生シーンのジオラマ



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↑ ウルム大聖堂の正面扉です。昼と夜では雰囲気が全く異なります。



*ウルムは,ICEも停まる街ですが,以外と日本では知られていません。大聖堂の他にも見所が狭い旧市街に点在しており,徒歩で充分回ることが可能です。いくつもある見所の中で,クマとノコは漁師の一角をプラプラと歩くことをお勧めします。
 また,ウルム大聖堂の正面にあるカフェには,雀をかたちどった古くからの名物お菓子があります。