ドイツを訪ねて三千里-国内巡礼の旅-③(バルトの庭)

クマとノコが訪ねた巡礼の地2番は,やはり徳島県鳴門市にありました。

 皆さんは「バルトの楽園」という映画を知っていますか。
 第一次世界大戦中の徳島県鳴門市の板東俘虜収容所が舞台で収容所所長・松江豊寿の活躍や、俘虜となったドイツ兵と地元の住民の交流などを描いた作品。松江は俘虜に対し人道的な扱いを心がけ、俘虜による楽団が『交響曲第9番 歓喜の歌』を日本で初めて演奏した。
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ロケ地が残っているのです。

 2005年の映画撮影の際、鳴門市などが協力する形で、鳴門市板東にロケセットが建設された。撮影終了後の2006年3月から2年間の限定という形で、「BANDOロケ村~歓喜の郷」の名称で有料の施設公開がおこなわれた。これは市が地元のボランティアの協力を得て実施され、市の予想を上回る23万人の来場者があった。地元からは公開の継続を求める声があり、閉鎖2週間後の2008年4月から地元のNPOが市と運営委託契約を結んで公開を再開した。しかし、地権者との関係や立地の問題(河川敷上であった)、さらに建物の安全性を理由に市側は2009年3月以降の契約延長を認めず、2009年2月に再び閉鎖された。
鳴門市側は別の土地への移築による保存をNPOに提案し、NPO側が少し離れた場所の土地を確保した上で移築がおこなわれた。この移築に際して、実際の収容所で使用された兵舎(バラッケ)1棟も敷地内に移築保存されることとなった。2010年4月25日にオープン。
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↑ クマとノコは,ロケ地が2009年2月に閉鎖されたことは知っていましたが,2010年4月に再開したことは知りませんでした。たまたま,ドイツ館に向かう途中で,「バルトの庭」の送迎マイクロバスを見たことから移築されて再開していることを知りました。予定外の巡礼場所となり,ラッキーでした。



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↑ 映画のセットって本物を作るのですね。たがらこそ,リアリティーがあるということを知りました。



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↑ 当日はクリスマスイベントを開催中で,入場料は無料でした。舞台では高校生のコーラスやマジックショーなどが次々と催されていました。



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↑ セットの内部です。小物も丁寧に作られていてびっくりです。



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↑ 映画で使われた衣装も展示してありました。重ねてある帽子と何着もかけてある軍服は,なりきりコーナーです。



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↑ コンサートの案内状や所内の郵便物です。映画で出てきた作りかけのヴァイオリンもありました。



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↑ インビスのような場所とパン焼き窯です。パン焼き窯の金属部分は,映画で実際に使われたものを加工して使っているそうです。



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http://www.ithiroba.jp/~barutononiwa/index.html

こちらはブログ
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 巡礼の旅はまだ続きます。年をまたいだ記事になりましたが,どうかお付き合いください。
 今年も引き続き,クマとノコとお付き合いいただきますようお願いいたします。m(__)m