小さなお人形の可愛い世界
ドイツのエルツ地方の木のおもちゃには,くるみわり人形,ピラミッド,煙出し人形,シュヴィップボーゲンなどの比較的大きなものから,小さな小さなミニチュアまであります。このミニチュアたちは,当時貧しかったエルツ地方の人たちが,大きな木のおもちゃの端材から何か作れないかと工夫して始まったとも言われています。現在では,以前に紹介した「ミニチュアの部屋」,「マッチ箱シリーズ」や小さなお人形たちなど,多くのレパートリーがあり,端材の活用ではなく,最初からミニチュアのために作られています。
今回紹介する木のおもちゃは,クマとノコの大好きな工房の一つ,ヘニッヒ工房です。ザイフェンに工房があり,様々な仕事をしている小さなお人形を作っています。 ヘニッヒ工房との最初の出会いは,エルツ地方の鉱山町,フライブルクのインフォメーションでした。何時ものようにインフォメーションでシュタットプランを手に入れ,グッズをチェックしていたら,飾ってあった小さな可愛いお人形に目が止まりました。小さなまん丸の目,優しい色使い,様々な職業,服装・・・。そして,手頃なお値段。(^^♪ 以来,ドイツに行く度に少しずつ買うようになりました。最近は,年2回の「小さなミュージアム」にも並んでいますので,ドイツに行かなくても増えています。(^_^.)
ドレスデンのヴァイナハツマルクトでおもちゃを売る男の子と女の子。ドレスデンのヴァイナハツマルクトは,別名シュトリーツェル(=シュトレン)マルクトと言われていて,シュトレンの市が始まりだったとドレスデンのガイドさんからお聞きしました。
このお人形は,他のヘニッヒ工房のお人形と異なり目を閉じています。アドヴェント限定のイベントが開催されているドレスデンのザクセン民芸博物館で,ちょうど製作実演をしていたマイスターから購入しました。
このお人形は,他のヘニッヒ工房のお人形と異なり目を閉じています。アドヴェント限定のイベントが開催されているドレスデンのザクセン民芸博物館で,ちょうど製作実演をしていたマイスターから購入しました。
*しばらくヘニッヒ工房などの小さなお人形を紹介したいと思います。よろしければお付き合いください。