マッチ箱の中の小さな小さな世界
ドイツのエルツ地方の木のおもちゃには,くるみわり人形,ピラミッド,煙出し人形,シュヴィップボーゲンなどの比較的大きなものから,小さな小さなミニチュアまであります。このミニチュアたちは,貧しかったエルツ地方の人たちが,大きな木のおもちゃの端材から何か作れないかと工夫して始まったとも言われています。現在では,前回紹介した「ミニチュアの部屋」の他に,今回紹介するマッチ箱シリーズや小さなお人形たちなど,多くのレパートリーがあり,端材の活用ではなく,最初からミニチュアのために作られています。今回紹介するマッチ箱シリーズは,ギスベルト・ヌーバーというマイスターが作っています。
この外装の中に小さな小さな世界が広がっています。
ブレーメンの音楽隊
ウサギが提げている籠には,イースターエッグが入っています。
背景には,ザイフェンの教会や聖歌隊の写真(?)が飾られています。食べているのはパフェでしょうか。
少し前にリトルワールド購入し,ブログでも紹介しました。突き刺さった包丁とブタの頭の半分が迫力あります。
マッチ箱ではありませんが,小さなミニチュアの世界です。サンタさんが一生懸命プレゼントを作っています。
次回は小さな小さなお人形たちを紹介します。