なんちゃってホワイトアスパラガス-気分だけドイツの5月

シュパーゲルが5月を告げる

 ドイツではアスパラガスと言えばホワイトアスパラガスのこと,シュパーゲルという名前しかありません。長く暗く寒い冬があけて,陽光の溢れる季節を迎えた喜びを祝うため,この時期のドイツでは,家庭でもレストランでも主役はシュパーゲルです。普通レストランのメインメニューは,肉か魚ですが,この時期だけは,野菜のシュパーゲルもメイン料理となります。野菜がメインと聞いてびっくりされる方も多いようです。それだけ,土の中から勢い良く顔を出すシュパーゲルの存在は大きいのです。日本で言えば,筍のような存在でしょうか。
 初物は日本に限らずドイツでも高値がつき,キロ10ユーロ(約1120円)くらいです。しかし,時間と共に次第に値下がりし,大体キロ1~5ユーロくらいで売られています。ちなみに,日本のグリーンアスパラガスは,キロに換算するとシュパーゲルの初物よりも高く,キロ1300円から1500円くらいしますので驚きます。


シュパーゲルは,あまり売っていない・・・

 さて,最近ドイツに行ってないクマとノコですが,気分だけはドイツの5月を味わいたいのです。でも,なかなか近所のスーパー辺りではシュパーゲルは売っていません。かといって,グリーンアスパラガスでは,雰囲気が違うし・・・。そう言えば,冬にドイツに行ったときは,瓶詰めのシュパーゲルを買ってサラダにしたことがあったっけ・・・と言うことで,なんちゃってホワイトアスパラガスの登場です。 


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これもホワイトアスパラガス(=シュパーゲル)ということにしました。



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マヨネーズを添えて食べました。お味は,缶詰らしくて・・・。本物が食べた~い!!!