ドイツ・ヴァイナハツ紀行① ミッヒェルシュタット

オーデンの森のおもちゃ箱

 ドイツ各地にはシュヴァルツヴァルトを始め,いくつかの森があります。フランクフルトからハイデルベルクにかけて広がる森は,オーデンの森と呼ばれ,中世ドイツの面影を残す街が点在しています。ミッヒェルシュタットは,そのオーデンの森に点在する街の一つで,木工などの伝統工芸の街として知られています。旧市街は,マルクト広場を中心に小ぢんまりとまとまっており,広場に面した市庁舎は,2本の尖塔と時計台を持つ,木組み造りの典型的な中部ドイツ建築です。
 旧市街は,駅から徒歩10分程度です。クマとノコは,シュトゥットガルトからDBのRBで行きましたが,フランクフルトからであれば,私鉄VIAで1時間15分くらいで到着します。
 ヴァイナハツマルクトは,開催日及び時間のチェックが必要です。小さな街では週末だけだったり,曜日によって午後からとか,まちまちなのです。ミッヒェルシュタットは,午後からの開催でしたので,クマとノコは,レストランで食事をしたり,博物館の見学をして,時間調整をしました。



イメージ 1

↑ レストラン「ラートハウスブロイ」。自家製ビールが自慢のレストランです。中は人で一杯でした。



イメージ 2

↑ 旧市街は城壁に囲まれています。



イメージ 3

イメージ 4

↑ ヴァイナハツマルクトでお馴染みのシュヴィップボーゲンとくるみ割り人形です。



イメージ 5

イメージ 6

↑ 可愛い市庁舎と聖歌隊です。この市庁舎は1484年の建築です。1階をアーケード風にした構造は珍しく,木組み造りの建物の中では,ドイツ最古のグループです。市庁舎の後ろの尖塔は,15世紀末に建てられた市教会です。



イメージ 7

↑ 木製のクリッペン(イエスの誕生場面)です。



イメージ 8

↑ ヴァイナハツマルクトのシンボル,大きなピラミッドです。



イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

↑ ヴァイナハツマルクトの様子です。小さな街でしたが,人が多くて賑やかでした。