ドレスデン フラウエンキルヒェ(聖母教会)の再建②

瓦礫の山からの再建②

 1994年に再建工事が着工し,世界最大のパズルと言われた気が遠くなる作業を経て,2005年に完成したフラウエンキルヒェは,内部も戦前のようによみがえりました。
 内部の見学は,献堂式の前から可能となり,連日大勢の人が訪れていました。クマとノコは2006年に初めて内部に入りましたが,その煌びやかさに驚きました。建物の外観がほとんど出来上がってから,献堂式まで時間を要したことに納得しました。

*通常,クマとノコは教会内部では写真を撮りません。それは,教会は観光施設ではなく,祈りの場であるからです。その代わり,内部を見せていただいたお礼も含めてポストカードやガイドブックを購入しています。
 今回は,明確に写真撮影が許可されていたため,撮らせて貰いました。



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↑ パイプオルガン



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↑ ドーム天井



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↑ 回廊(この回廊でドームの上に出ます。ドレスデンの街が一望できるのですが,クマとノコは知りませんでした。)



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↑ 戦災前の尖塔。焼け落ちたため,熱と衝撃で変形しています。現在の尖塔は,爆撃をした元イギリス兵士が寄贈したものです。



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↑ 説教壇。布のデザインが,現代絵画風です。



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↑ オリジナルパーツの一つ。このようなパーツをひとつひとつ元の場所にはめています。



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↑ 再建された教会と,ルター像。前回の記事の写真と比べてみてください。



P.S.中断していたドイツの街シリーズを再開します。後1ヶ月でヴァイナハツマルクトの時期になりますので,ドレスデンの次からは,お勧めのヴァイナハツマルクトの街を紹介します。