くるみ割り人形を持ったテディベア

 シュタイフのテディベア3人目は,くるみ割り人形を持ったテディベア(箱にはドイツ語で,テディベ-ア・ミット・ヌスクナッカーと印刷してありました。)です。右手にくるみ割り人形をもった26センチの小柄な子です。

《白タグ ドイツ(クリスマス)限定ベア 2002年 3000体 rost(赤(黄)褐色)》


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↑ 正面です。
 
 この子は,2002年のクリスマス時期にギーンゲンのシュタイフミュージアムへ行った際,向かい側にあるヴォルフ(今はベーレンブルクがヴォルフの前につくようですね。)というテディベア・ショップで購入しました。ショップに行った時にちょうどダンボール箱が届けられ,店主が伝票のやりとりをしていました。箱を覗くと見たことのないベアがぎっしりです。しかも,クマとノコの好きな+アルファベアです。早速「おいくらですか?」と聞くと「未だ売れないよ。明日おいで!」との返事です。「明日は来れない。」「日本から来たんだよ。」と言うと「ヤー。ヤー。」と笑顔で応えてくれて買うことができました。ただし,値段を聞いてびっくり。同程度のベアと比較すると半値なのです。失礼ながら「本物か?」と思ってしまいました。でも世界中のシュタイフ・コレクターに名を知られたヴォルフです。偽者を扱う訳がありません。「このベアは安いんだなぁ~。」と考え直し購入しました。その際,店主から「日本語でアリガトウは何と言うのか?」等々を聞かれ,ノコが答えると「最近日本人のお客さんが多いので,日本語を少し覚えておきたいんだ。」と言い,お礼(おまけ?)として,シュタイフの小さな絵皿をいただきました。
 数日後,シュットゥットガルトのおもちゃ屋さんを覗いたところ,2002年のドイツ(クリスマス)限定ベアとしてショーケースに並んでいました。値札を見るとヴォルフで購入した値段の2倍弱です。やっぱりこれくらいの値段だと思うと共に,ヴォルフの値段は,特別サービスか(新作をディスカウントはしないはず),伝票処理中だったので,値段を間違えたのか(クマとノコでさえすごく安いと思ったので,プロが分からないはずはない)今も謎です。


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↑ 横顔(くるみ割り人形の正面です。)です。


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↑  くるみ割り人形のアップです。