バート・ヴィンプフェン(ドイツ中世の残る塔の街)

帝国自由都市の誇りある街

 オーデンの森の南にある小さな街バート・ヴィンプフェンは,名前にパートと付くことから分かるように古くから温泉保養地として有名な街です。12世紀にシュタウフェン王朝の宮廷が築かれ,王朝の没落後は,帝国自由都市となり,地域の商業の中心都市となって栄えました。

 この街は,下の街と上の街に分かれていますが,下の街は14世紀に焼き払われてしまい,中世の街並みが残るのは上の街です。上の街の旧市街には,街の象徴である青の塔,赤い塔,ホーエンシュタウフェンの塔などの12世紀の歴史的建造物や古い木組みの家が数多く残っています。

 クマとノコは,バスで尋ねましたが,ハイデルベルクからDB(RE)で50分程度で着きます。駅の斜め右の道をしばらく歩くと旧市街に出ます。コンパクトな旧市街です。

塔と木組みの家の街

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左 青い塔(上に登ることが出来ます。)   右 木組みの家



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左・右 宮廷礼拝堂(右は青い塔からの眺め)



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↑ 木組みの家並みが続きます。ここからの街並みが気に入っています。 



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↑ 銀行の看板です。窓辺の花が綺麗です。



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↑ 裏通りから望む宮廷礼拝堂。


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↑ 木組みの家の裏口



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↑ 青の塔の上からの眺望です。屋根が綺麗に並んでいます。



 この街は2回訪ねましたが,2回とも時間がなくて駆け足で通り過ぎた感じでした。3回目の訪問の機会があれば是非のんびりしたい街です。あっ,世界にひとつと言われている豚博物館も行っていないので,次回は是非と思っています。