デメルのザッハトルテ
ザッハトルテの双璧と言えば,オーストリア・ウィーンのホテルザッハとデメルです。しかし,今日ではウィーンだけではなく,世界中で作られており,日本でもおいしいザッハトルテを口にすることが出来ます。本家以外でクマとノコにとって一番のザッハトルテは,名古屋栄にあったカフェ・ウィーン(三越カフェ・ウィーンではありません。)と名古屋一社にあったフレダーマウスのものです。いずれも正統派ウィーン菓子とコーヒーが食べられるお店でしたが,現在は営業しておらず大変残念です。もちろん,三越カフェ・ウィーンやスタバのザッハトルテも本場と比較しても遜色なく大好きです。
さて,本家のザッハトルテの内,ホテルザッハのものは,以前にルフトハンザのマイレージで入手することが出来ましたが,今では通販しか方法がなくなったようです。一方デメルは,日本に支店を展開しており,入手可能です。クマとノコの住む名古屋にも支店(JR名古屋高島屋)があり,以前から気にはなっていたのですが,ついに買っちゃいました。
キルシュのタルトもおいしそう!
ショーウィンドウに目をやるとキルシュのタルトが並んでいます。キルシュが大好きなノコには,ストップがかかりません。シェアすることを条件に1つずつ買いました。↑ キルシュのタルトです。甘いキルシュと酸味のあるキルシュの2種類が使われており,クリームと馴染んで大変おいしかったです。
ウィーンのホテル・ザッハーの菓子職人フランツ・ザッハー(en:Franz Sacher)が、メッテルニヒの命を受けて1832年に創出した(1814~1815年のウィーン会議で創出された、とする説もある)。以来ザッハーのスペシャリテとして好評を博す。門外不出とされたが、ホテル・ザッハーが財政難に陥った際に援助を行ったウィーンの王室ご用達のケーキ店・デメル(en:Demel)の娘が嫁いだ際[1]、レシピが流出し、ザッハトルテの名を冠して発売したことから商標等をめぐる裁判になった。7年に及ぶ裁判の結果、デメルのものもデメルのザッハトルテ(Demel's Sachertorte)として売ることが認められた。ホテル・ザッハーのオリジナルザッハトルテ(Original Sacher-Torte)はアンズのジャムを内部にも挟むのに対し、デメルのザッハトルテは表面にのみ塗る、という違いがある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』